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久々の更新です。毎日見てくださっている方申し訳ございません。
このサイトもだらだら書いているせいか検索サイトから来られる方も多いようです。よく音楽関係、特にサックスの事柄について飛んでこられるのが多いのですがここのサイトにはほとんど情報らしい情報もなくお役に立てられていないと思われるのでこれからはしっかり量より質でちゃんとした記事を書こうとおもいます。。はい。
先日、クリスマスだったかな?スタンリー・キューブリックの2001年宇宙の旅を見ました。なぜか年末の時期になると大人しいSF映画が見たくなってしまう。たぶん3回目です。劇中音楽のリゲティの曲が聞きたかったというのも、また見るキッカケだったけれども。
ウィキペディアによると
映画では、リヒャルト・シュトラウス(1864 - 1949)の『ツァラトゥストラはかく語りき』(Also Sprach Zarathustra)によるオープニングや、月へ向かう場面でのヨハン・シュトラウス2世の『美しく青きドナウ』、モノリスに遭遇する場面でのジェルジ・リゲティの『ルクス・エテルナ』、同じくラスト近くでのリゲティの『アトモスフェール』など、全篇にわたってクラシック音楽が用いられている。それまで、未来的イメージの電子音楽などが用いられることが多かったSF映画で、これ以後通常のオーケストラ音楽が主流になるきっかけとなった。
キューブリックは、最初は自らの『スパルタカス』の音楽を手がけた作曲家アレックス・ノースに作曲を依頼し、前半部分まで完成したスコアの録音まで完了していた。しかし、それ以降は一切の連絡もないままノースの音楽を没にし、リヒャルト・シュトラウスなどの音楽に差し替えてしまう。
その上、リゲティには一切映画についての説明や承諾もないまま、彼の曲を4曲も採用した。リゲティが印税を受け取ったのは、1990年頃になってからだという。
だそうだ。
わたしが初めてこの映画を見たとき(たぶん小6)の記憶では電子音楽っぽい曲が流れていたような気がしていましたが実際は全編ナマ音でした。となると私の記憶はSF・宇宙モノ映画というイメージだけで“電子音楽”という記憶を作っていたのだろうと思う。ということは私のイメージは2001年宇宙の旅が公開される以前、すなわち1968年以前になるわけだ。そのイメージはどこから付いたんだろう…
私がテレビゲーム世代だから?いや、宇宙の映画にファミコンミュージックは似つかわしくない。
テレビアニメの影響?いや、私の時代には宇宙戦艦ヤマトもガンダムもやってなかった。
スタートレックなんて見たことないし、スターウォーズは思いっきりジョン・ウイリアムズだ。
じゃぁ私のイメージにある電子音楽ってのはどんなだろう?
思い出してみよう
モォォォォォォオ~~~~~~~~~~~
ぴょょyぉyぉyょょょyぉんんn---
ボワァァン ボワァン
キュィーーーーー キュイーーーー
みたいな・・・書いてて不毛だ
と、思い出してみると。なにかひっかかる。どこかで聴いた事があるような(いや、わたしの記憶から出してんだからそりゃ事実であろうがなかろうが聴いた事あるように感じるのだが…)
そう、やっぱりあれなんです。富田勲の惑星なんですよ!
いやぁ懐かしい…。あれはいつ頃だったか。私の兄が中学生のころだからおそらく私が小2~小4の間だろうか。父親がレコードの針を新しく買ってきて試し聴きしているときに、面白いモン聴かしたろか~って聞かしてくれたのがあの富田勲の惑星だった。あの火星の迫力とか木星かどれかの曲間にワープするところなんて、私自身がすっとんでいく思いをしたもんだった笑。あのジャケットも非常に印象的でまるで映画のワンシーンを切り取ったような、広がりをもってるジャケットで色んなファンタジーが詰まっていた。
そのセンセーショナルな音楽記憶が、富田勲の惑星=シンセサイザー=宇宙のイメージ になってしまったんではなかろうか?
勝手に付いた垢みたいなイメージでなくて安心した。一瞬わたしの頭がロートルの旧石器時代の脳ミソなのかと心配してしまった。
あ、ちなみに今回はDVDの特別リマスター版を見ました、
DVDの特典映像でアーサー・C・クラークの講義が収録されていてかなり興味深い内容で
した。これはまたの機会に長々だらだらと書き綴りたいと思います。
機械すき
乗り物すき
浅く広く shallow and wide.