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最近NHKが「喜劇王 チャップリンの世界」とチャップリン作品を毎週放送しています。
私は一時期チャップリンにはまって長編はほとんど見たのですが先週やっていた「キッド」をだらだらと見てしまった。。。
とそんななか劇中音楽で一瞬サックスのソロが聞こえるじゃありませんかっ!昔はサックスの音なんて気にも留めていなかったが今改めて見てみるとそれがわかるんですね◎
さて、この「キッド」の公開年が1921年なのでその当時録音されたとなると、サックス界の中では成長期の少し前にあたり、ほとんど録音は残っていない時期なんですよね。
その当時アメリカではサキソフォンが流行っていたころで、主な奏者が…
現存する最古の録音をしている、ピエロ姿の6重奏団The Six Brown Brothers
近年注目されている、サックス界のクライスラーといわれるRudy Wiedoeft(ヴィードフト)
そのほかにはスーザバンドのソリストでガーレヴィチという奏者が人気だったそうです。
そう思いをめぐらせているだけでなんとなく歴史ロマンみたいなものを感じたりします◎
そんな1910~1920年に活躍したでこのバンドを紹介します。
The Six Brown Brothers
ピエロの格好をしてなんとも奇抜ですが、1911年ごろのレーコド録音で大変な人気を博したそうです。彼ら大ヒットのおかげでサキソフォンがアメリカで一般化したとされています。
現存するサキソフォンの録音としては最古のもので現在でもCD化され購入する事が可能です。
同時に譜面も出版されており、(どうやら譜面ではないようです…未確認ですが。)とても興味深いところです。
Those Moaning Saxophones /アマゾンで購入する(在庫1点お早めに!)
That Moaning Saxophone: The Six Brown Brothers and the Dawning of a Musical Craze (書籍)/アマゾンで購入する
バスサックスはまず無いのでサックスカルテット+チューバで出来たら楽しいなと思います。N氏よ、例の「~夕べ」計画の企画にこれを入れてください。 (譜面ではなくアメリカのサックスについての本みたいです…)
音は著作権が切れているようなのでネット上にもアップされてました。
コチラ
ブラウン・ブラザーズの詳細も英文ですが載っております。このバンドのほとんどの曲が試聴も可能です。
RedHotJazz.com
ちなみにこの当時アメリカで黄金期だったCornのカタログも載せておきます。
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おそらくこのブラウン・ブラザーズもコーンの楽器を使っていたと思われます。
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