saxophone・映画・日々の暮らし・・・
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先日、こんな封筒が送られてきました。
ちょっと引きました。普通の資料請求での封筒にこれですよ?
てかエヴァンゲリオンってそんな市民権あったのかなぁ・・・切手なんて発売してたんや…こういうのおばあちゃんとかが間違えて買ってしまって送ったりするんじゃないの…?怖いわぁ。
来年エヴァンゲリオンがまた映画化するんだそうです、けっこうあちらこちらで話題になってますね、なんでわざわざまた映画化するんだろう?しかも4部作になるそうです。あの映画版のラストじゃまったくの新作なんて作れないだろうし…昔の成功にしがみついてんのかなぁ・・・?
エヴァといえば今ではいろいろしらべてみると、社会現象になったとかアニメの歴史的作品だ。とか言われてますが、放映時はまったくその波にはかすりもせず、普通に小学生してました。映画版は1回見たことあったんですが、それがTV版の編集編+完結編の未完成ver.だったらしく、エヴァ好きからすれば邪道な見方なんだそうです。案の定映画の内容は私の記憶に残りませんでした。
そこで、いかに社会現象になったかなぜ歴史的作品なのか見てやろうと思い立って先日から某動画共有サイトで見てやりました(外道)。TV版26話+総集編+完結編の15時間弱を見たおしてやったぞ!
まぁでもよくあんなのを地上波で流せたねぇ。今ならムリなんじゃない?
私があの作品を評価するならそこにつきます。よくあれをTV会社など諸々関係者に了解させた、及び了解したTV曲等の方々がすばらしい。あんなの(テーマとして)実写作品では絶対むりだったろうに・・・。
“作品”という風に見れば、TV版はかなりズタズタな編集だったりあからさまな経費削減の静止画・セル画流用だったり(これはしかたないか・・・)良くも悪くもアニメーションが出たんだろうなっていう印象です。
お話はまずまずなんですけど、映画完結編の監督の庵野氏の「オタクへのメッセージ」的なシーンは絶対いらないと思います。あれでかなりしらけた。(庵野批判フラッシュカットのシーンをスローで見た私はバカですか?)
しらけたといえばその完結編で無駄にクラシック音楽が使われていたり、なんかいきなり登場キャラクターが楽器を持ち寄って弦楽カルテットをしだすんですけど、いちいちチューニングするときに毎回毎回、黒ベタに特大明朝体で「調弦」とだけのカットを入れたりTV版では衒学的(別にアニメだから稚拙にすべしというわけではないが)にもって行くところが効果的だったんだろうけど、ここまで来るとかなりシラケてしまう。散々、主人公とかが一人ではバッハのチェロの1組プレリュードやったり無伴奏パルティータしたししてるのにいざ弦楽四重奏よるときにはパッヘルベルのカノンって・・・(いや、カノンをバカにしてるわけじゃなくって前置きが長かったんだから、ちゃんと弦楽四重奏曲やれよって話)
悪い癖で映画を減点法で書いてしまう。なおさなければなぁ。
しっかしでも、こんな作品がちゃんと作れる日本のアニメ界はやっぱりすごいね、日本はアニメの方が断然進んでるんだろうな(ほんの一握りの作品だけど糞アニメの多さは世界一なんだけどね)、って改めて思いました。
でも、エヴァンゲリオンはぼ初めて?「グロ(語弊アリ?)・哲学」を取り扱ったからか、ちょっと大きなお友達にずいぶんと崇拝されてますが、私自身はそこまで熱狂する作品かどうかは微妙です。たしかにアニメでは画期的なのかもしれないけど、それ以上にアラはある。まぁ世間の熱狂と私の印象が反するのは至極日常的なんだけれども。
要するにこの作品はアニメーションとしては作品は革新的だったのだろうけども、作り手・ファンともにこれまでのアニメーションの領域超えられなかったし、アニメーション概念を振り払おうとして逆にとり憑かれた。そんな作品。という気がする。
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